7月10日(水)の3校時目に、1年生「地域学」のキックオフ・セミナーとして、笠岡市長小林嘉文氏(本校S54卒)による講演と、笠岡市役所職員の方によるテーマ別講話が実施されました。

「地域学」は、地域が抱える問題について理解し、その解決に向け、高校生の自分たちに何ができるかを考え発信することにより、社会的問題に関する知識・理解を深め、社会参画力を身につけることを目的として、1年生で実施するACTの探究活動です。

小林市長は、「笠岡市の魅力とは」と題した講演の中で、笠岡市の現状と問題点についてグラフを提示しながら、わかりやすく説明をされました。さらにその問題点を解決するために、笠岡市が誇る日本遺産や企業誘致の状況を笠岡市の魅力として紹介されました。また、市長として考えられていることや思いを伝えていただき、今後の探究活動の道筋を示してくださいました。

 

また、テーマ講話では、笠岡市役所の7つの課室等から、定住促進、農政水産などについて現状や諸課題についてお話しいただきました。地域の課題について考えていく上で、地域に暮らす方々の幅広い視点に立つことの大切さなどをお聞きし、今後の探究テーマを選択するスタートの1日となりました。

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