3月1日(日)、令和元年度卒業証書授与式が本校体育館で厳粛に挙行され、卒業生189名が慣れ親しんだ学び舎を後にしました。

校長式辞では、卒業生の皆さんに期待することとして「生涯にわたって学び続けること」について述べられました。「常に考え学び続ける。その繰り返しが皆さんを成長させ、自分で考え、課題を解決できる力が身につき、これからの社会を生き抜くことができます。皆さんには、まだまだ自分自身でも気付いていない能力や適性があります。自分の可能性を過小評価したり、限界をもうけ固定的に捉えるのではなく、どんなことがあってもあきらめないで、前に進んでいって下さい」とはなむけの言葉がありました。

送辞では、在校生代表が「先輩方はこれから新たな道を進んで行かれますが、大きな壁や困難にぶつかってしまうこともあるかと思います。その時は、この笠岡高校で過ごされた3年間の日々を思い出して下さい。仲間とともに過ごした日々が、必ず背中を押してくれるはずです。今まで努力してこられた先輩方に不可能はないと信じています。」と先輩方への感謝とともにエールを送りました。

卒業生代表の答辞では、笠岡高校での3年間の高校生活を振り返りながら、「『考えることの重要性』を笠岡高校で学びました。社会に出ると今までとは違い、答えのない問いについて考えなくてはなりません。卒業後、私たちは様々な分野に進みます。それぞれの分野で葛藤しながらも、踏みとどまって考えることを大切に生きていきます。今まで出会った人を大切に、そしてこれからの出会いを大切にして、自分らしく輝いていきます。」と新生活に向けての抱負と決意を述べました。

卒業生退場では、退場曲に文化祭での合唱曲を折り込み、拍手で卒業生を送りました。

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